« | トップページ | »

チェコ旅行記-2010-

Czech Republic 2010 - day6


今日のお昼休みは展望台へ向かった。宿の近くの乗り場から22番トラムに乗車。この22番ってやつ、一番使い勝手が良い。西岸に行くときは直通。トラムのチケットはタバコ屋で買える。小銭があれば駅の販売機でも買えるが、今日はあいにくコインが数CZKしかない。いつもトラム、メトロ、ケーブルカーのどれにも使える75分乗り放題の26CZKチケットを買うようにしている。今日もそれ。いちいち買う必要がないので便利なのだ。


しかし、これがハプニングにつながった。トラムを降りてケーブルカーに乗り換えようとしたら、チケット確認のおばちゃんに止められてしまった。新しいのを買えという。いやいや、これ75分乗り放題チケットでしょうが。ほんの20分前に買ったやつだよ。しかしおばちゃん、頑として通してくれない。なんでやー??と突っかかったところ、有効時間が過ぎているというのだ。そんなはずはない。ほんのさっき買って、ついさっきトラム22で刻印したばっかりなんだから、と時間を確認すると…、なんと2時間前の時間が記載されていた。なんじゃこりゃー!!!!


どうも、トラム22の刻印機の時間が狂っていたもよう。こんなことってあるのか。大人しく一回使いきりの安いチケットを買っておけばよかった。しっかし悔しい。さっき買ったばっかりなのにー。しぶしぶ新しいチケットを買ってケーブルカーに乗車した。しっかりしてくれチェコトラム。75分使い放題のチケット買ったって、刻印機の時間がめちゃくちゃじゃ意味ないじゃんか!!ということで、チェコに行く方は要注意。刻印機の時間は要確認!!


ケーブルカーで登った先には展望台がある。ここからチェコの街を一望。少し雲が出てきてしまったが、王宮もカレル橋もよく見える。高いところが好きな自分には絶好の観光スポット。ただこの展望台、高さが55mもあるらしい。若者はみんな歩いて階段を上っていくが、私は最初から諦めモード。+50CZKでエレベーターのチケットを買って、老人たちと一緒に楽々展望台へ。楽できるところはちゃんと楽をする。これが旅の鉄則。いや、ただ階段がめんどくさかっただけだ。


展望台の隣には「鏡の迷宮」という名のちょっとした面白スポットがある。その名の通り、鏡の通路が入り組んでいるだけの建物なのだが、おデブになったりのっぽになったり、ちょっとかなり笑える。とくに迷宮の奥は、私のようなおっちょこちょいが急いで通り抜けようとしたら、間違いなく鏡に突っ込んでいってしまうようなつくりになっている。実際、頭をぶつけた。たいして長い通路でもないのだが、張り巡らされた鏡のせいで、道がどこまで広がっているのか分からなくなる。むしろいま自分がどこにいるのかもよく分からなくなる。鏡効果すごい。本当に迷宮かと思った。出られて良かった。


丘の上には天文台やバラ園もあった。バラの香りの通路を散歩。一口に赤いバラと言ってもいろんな赤がある。ピンクや紫のバラも綺麗だった。


夕方、再度トラム22に乗った。王宮へ行く。ここでもネームカードで学生扱い。ただし年齢を聞かれた。この歳で学生っていうのはさすがにちょっと無理があると思われたかもしれない。でも学生なんだからしょうがない。


王宮ではまず聖ヴィート大聖堂へ。ミュシャのステンドグラスと再会。やはり美しい。他のステンドグラスと比較しても、格別に綺麗。繊細な描写が大好き。前回来た時入らなかった(入り口が分からなかった!)旧王宮も、今回はちゃんと見学した。入口見つかってよかった…。


王宮でしばらく時間を過ごした後、カレル橋を渡った先にある塔に上って、今度は東岸から街を眺めた。ここは4年前、もう二度と登るまいと誓ったきつい階段の塔。結局またリベンジしている自分。笑える。でも今回はそこまできつくなかったような。もしかしてこの塔、低くなったか?まさかな。

やはりモルダウはこの塔から見るのが一番だと思う。対岸にプラハ城を従え、悠々と流れるモルダウは、とても安定感がある。これがチェコ人の「祖国」の象徴。


高いところからカレル橋の人込みを眺めるのは面白い。買い物する人、絵を描く人、いちゃつくカップル、悠々と流れる河の上でせわしなくざわざわ動いている人間を観察するのが楽しい。塔の木の匂いも懐かしい気がする。そんな細かいところを覚えているはずもないのだが、なんだか懐かしい。明日、チェコを発つ。まあ縁があったらまた来ることもあるだろう。その時までに、頼むからトラムの刻印機直しといて!

<<  contents  >>

Town13   HOME

当サイトに掲載されている文章、写真等の無断転載・転用を禁止します。
Copyright (C) 2009-2011 Étranger, Memory All Rights Reserved.


« | トップページ | »