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中国・モンゴル旅行記-2009-

旅の終わり

7時半起床。
同じドミトリーに泊っている韓国人とアメリカ人の女の子たちは深夜のご帰宅だった模様でまだ爆睡中でした。
起こさないように荷をまとめます。

洗面所で顔を洗っていると、小さな男の子が歯を磨きにきました。
その子がまた小さな子で、どう頑張っても洗面台まで手が届かない様子。
と、すかさずお掃除のスタッフがお手伝い。
心温まる小さな優しい気遣いでした。

正直、少しびっくりしました。
このドミのスタッフたちはどうも冷たいというか、無愛想なイメージでしたから。
洗濯機ひとつまともに操作できずに困っているときに、手を貸してくれる人もおらず、むしろ助けを呼んでも見捨てられたりしてましたし・・・。

まあ、いろんな人がいるんでしょう。
このドミに限らず、北京に限らず。
優しい人もいれば怖い人もいる、助ける人もいれば盗む人もいる。
13億人の中国です。ほんと多種多様です。見てて面白いです。

今度はのんびり中国のいろんな街を巡ってみようかしらとか思いました。
面白い出会いがいっぱいあるでしょう。

そんなこんなでチェックアウトをすませ、空港へ向かいます。
国際飯店のシャトルバス乗り場が見つからずうろうろしましたが、無事チケットゲット。
見た感じ、すごくいいホテルです国際飯店。お値段高いんだろうなあ・・・。

空港へ着くと8時40分を回っていました。
天下の北京首都空港ですがやたら人が少ないです。
日曜日に空の旅をしようなんてやからは多くはないのでしょう。
チェックインを済ませ、軽くブランチ。
バーガーキング、高いです。セットで26元。

出国、11時。アシアナ航空334便へ。
窓側をお願いしていたんですが、通路側に変更されてしまいました。
小型テレビの故障が原因。

が、移動させられたの先が4人シート独り占めのすごいラッキーポジション。
こんな広さを独り占めしていいのかしらと思うほどです(本当はいけません)。
横になって熟睡させていただきました。
いつもこれくらい広ければ、私の飛行機嫌いも少し良くなるのに・・・。

14時、韓国仁川国際空港着。
時差が1時間あるので正確には15時です。
ここで、かねてから目星をつけていたマッサージ店へ直行。
この旅最後の思い出に、と60分の贅沢マッサージコースをオーダーしました。
パッキングの際、バックパックの底から出てきた奇跡の175ドルをここで使いました。
不測の事態に備えてと思い、手をつけずにいましたが、ここまで無事に(?)こられたご褒美です。

さすがに高級感がすごいです。
部屋に案内されてちょっと圧倒されました。
こんな身なりの貧乏旅人が、ホントすみませんって感じです。

オイルマッサージで旅の疲れを溶かしながら、今回の旅で出会った人たちの顔を順繰りに思い出していきました。
いい顔、いい出会い、いい経験。
いい思い出がいっぱいです。

そういえば、今回の旅は闘病生活5年目の節目記念だったことをここにきてようやく思い出しました。
欲を言えばガン患者卒業記念、にしたかったのですが、そうもいかず、出発前に少し泣かされたりもしましたが、まあ無事旅に出ることができたんだからよしとしましょう。

5年間生きてきた思い出のひとつひとつを振り返るには60分は短すぎで、お世話になった主治医や先生方や同じ病気で闘ってきた戦友や力をくれた友人や、その他もろもろ、感謝してもしきれない顔ぶれを思い起こしながら、意識がフェイドアウト・・・。
マッサージがあまりに気持ち良すぎて眠ってしまいましたとさ。

さすがですね、韓国マッサージ。クオリティが高いです。
夢見るくらい幸せな60分でした。

軽くなった肩で再度搭乗、またここから肩のこるフライトです。
19時25分、アシアナ航空108便にて日本へ向けて出発。
成田まで2時間もないので、映画はあきらめてずっとJ-POP聞いてました。
ご飯が行きと同じだったのは少し残念。
アシアナのご飯は機内食とは思えないくらい食べやすいのですが、もっといろいろバリエーションが欲しかったです。

そして・・・、

21時15分、帰国。例によってくたくたです。
旅の終わりはいつもこんなもんです。抜け殻です。
本日最終のリムジンバスに滑り込んで家に帰ります。
自宅に着くころは日付が変わっているでしょう。

あーあ、疲れた。果てしなく疲れた。
でも生きてます。生きて帰ってきました、中国・モンゴル周遊の旅。
それだけでも大したもの、と旅の終わりにはいつも思うのです。
そして生きて帰ったからには、また次の旅に出なくちゃならん・・・!そうこれが旅人の性ですから。

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