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中国・モンゴル旅行記-2009-

モンゴル最後の夜は国立ドラマ劇場で

せっかくモンゴルに来たんだから、生で馬頭琴が聴きたい・・・
そう思っていたら、同じ安宿にほぼ住み着いているといっても過言ではない、ある欧米人の旅行者がいいこと教えてくれました。

彼「国立ドラマ劇場で毎日民族音楽の演奏会やってるよ」

私「ほんと?馬頭琴は??」

彼「もちろん聴けるさ!値段もお手ごろだし、行ってみたら?」

私「ナイスアドバイス!ウランバートルに住んでるだけのことあるね!」

彼「・・・住んでないぞ!」

ということで、その足で国立ドラマ劇場へ。
夜の演奏会のチケット取ってきたのでした。

チケット代は14000Tg(=980円)。
日本円で考えるととんでもなく安いショーチケットですが、モンゴルの通貨感覚に慣れていると、これちょっとバカ高いです。
安いって聞いてたのに残念。
今夜のお夕飯代がなくなりました・・・。

でも嬉しくて、開演は18時でしたが、1時間も前から会場の入り口に座りこみ、扉が開くのをずっと待ってました。
やっと開場したのはショー開始ぎりぎりの時間。真ん真ん中の特等席。

内容ですが・・・・、チケット代、バカ高いと言った私のほうがバカでした。
民族ダンスあり、民族楽器あり、民謡あり、モンゴルを凝縮したすごい舞台。
写真がたくさん撮れました。

民族衣装をまとったテンポの速いダンス。
すごく陽気な踊りが多くて初っ端からテンションあがります。
服がひらひらしてとっても綺麗な女性陣のダンスもありました。
美しい!

そして、念願の馬頭琴+民謡。
もっとぎすぎすした音を想像していた馬頭琴。
ところがどっこい、厚みのある深い音色に度肝を抜かれました。
いい、馬頭琴。いい音。哀愁の音。
強く弾みのある、男性的な楽器だなあという印象でした。

馬頭琴の隣では不思議なかぶり物の女性が民謡を歌います。
お経のような、演歌のような、不思議な声の振るえ。

中国雑技団びっくりのアクロバットもありました。

どうしてこんなに体が柔らかいのですか?
どうしてこんなにバランス感覚冴えてるんですか?
きっとすごい身体なんだと思います。

無駄に大きなかぶり物をかぶった不思議なダンスに、ちょっと笑いました↑
仙人みたいなお爺さんが登場したり、鹿が出てきたり。みんな個性的。
宗教的な意味合いも含まれてるんだと思います。
でもこれ、神様も笑うよきっと。

ホーミーという音楽も初めて生で聴きました。
ひとりで一時に2色の音色を発声します。
こんな不思議な音のコラボ、のどのどこから声が出てるんでしょう。
太古の音楽みたい。感動しました。

最後は民族楽器オーケストラ。
バイオリンのようなサイズの楽器にも馬の頭がちゃんと彫刻されてます。
多分みんな民族楽器。
圧倒の幕引き。
きっかり1時間半のショーに大満足の帰り道。

ウランバートル最後の夜に、なんだかモンゴルのすべてを満喫しきったような達成感です。
ホーミーの不思議な感動と馬頭琴の哀愁が耳に残り、ひとつの旅の終わりを強く印象付けた夜でした。

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