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中国・モンゴル旅行記-2009-

一宿一飯の恩義、ゴビ砂漠編

ゴーーゴーーという地鳴りのような音に目を覚ます午前5時半。何事?!とゲルの外へ這い出すと・・・「Oh, my god・・・」

外はとんでもない砂嵐でした。ゲルが今にも飛ばされそう・・・。

そんなこんなで嵐の中迎えたゴビ砂漠2日目。今日も特に予定は未定。紅茶とビスケットで軽く朝食をとって、行くあてのない旅人を快く泊めてくれたゲルのおばあちゃんにおはようを言いに行きました。

おばあちゃん曰く、50kmほど離れたゲル(村ではなく一個のゲル)に娘さんが嫁いでいってしまい、最近はなかなか会えないとのこと。そんな寂しげな話聞いちゃったら、お人よしの旅人はじっとしていられないわけですよ。

ここは一宿一飯の恩義。この機会におばあちゃんを娘さんに会わせてあげよう企画!!車におばあちゃんのっけて、砂漠の向こうへレッツゴー!!

車の中で小一時間、いろんな話を聞かせてもらいました。だいたいは私が覚えたてのモンゴル語混じりの英語で質問して、ナサがモンゴル語に通訳するという感じ。通訳なしでもけっこう通じるから、私のモンゴル語も捨てたもんじゃないのです。

おばあちゃんはモンゴル人気質バリバリのファニーな方で、時折車が揺れるほど笑わせてくれます。ゲルから水場まで片道4kmもあって大変なのよってな苦労話から、ゴビ砂漠に出没するゴーストの怪談話まで話題は尽きません。

途中、乾燥した大地には珍しい野生の動物たちが何度か姿を見せてくれました。一目散に走っていくキツネや、群れで飛び跳ねていくガゼルたちなど。動物好きの私はテンション急上昇で、車窓に釘づけ。ただ、何も知らない日本人は時折おかしな質問でおばあちゃんを吃驚させるのでした。

「あれ、あれあれ!あれホゴ(鹿)だよね?」

おばあちゃん「?!なんだって??こんなとこにホゴがいたら腰抜かしちゃうわねー。ホゴは山の生きモンだー」

ナサ「砂漠に住むガゼルは山岳地の鹿とは違う生き物なのよー」

「オー、アイシー!」
勉強になります。

砂嵐をかき分けて車で50分。娘さんのゲルに到着です。久しぶりにお孫さんにも会えたおばあちゃん、よかったねー。一宿一飯の恩義成功☆

ミルク菓子をいただいて一休みした後、娘さんが我が家自慢のペットたちに会わせくれるということで、再びみんなで車に乗り込みました。砂嵐の先の湖にたむろっていたのは・・・ラクダ!!ペットって、ラクダのことなのね・・・。

砂嵐の中ではしゃぐペット(ラクダ)とおばあちゃん。当初、ラクダの背中に乗せてあげるよ的な話だったんですが、ここは風強すぎで諦めました。

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