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インド・ネパール旅行記-2007-

貧乏旅行者に親切な街

朝6時、外が少しずつ明るくなってきたので、部屋の前のベンチに腰掛けました。インドとは違う空気。カトマンズの朝です。そういえば、この街は道に牛フンが落ちていません。ここからは3Wayのバックパックをキャリーバックとして使えそうです。

下に降りると、早起きの旅行会社スタッフさんがもう仕事を始めていましたので、明朝朝のマウンテンフライトを予約。ついでに、なぜか街の朝市やお土産屋さんをぐるっと案内してもらってしまいました。しかも、朝食までご馳走になってしまって申し訳ないくらい。ラジャさん、ホントごちそうさまです。

 

市場は活気があって人があふれています。300年〜400年前の街並みがそのまま残っているとラジャさんは話していました。アサン・チョークやインドラ・チョークを歩きましたが、カメラを向けた時の人々の笑顔がとても素敵でこの街に魅了されました。インドラの交差点で桜色のショールを買って、ダルバール広場に抜けました。途中、市場のバナナ屋さんにモンキーバナナを1本お恵みいただき(インドルピーしかなくて困っていたら、一本無料でくれたのです)、おやつタイム。この街の人たちは温かいです。

 

シバ・パールヴァーティの寺院を抜けて、クマリの館を通り、ノミの市でヒマラヤのアンモナイトを買い求め、お昼ご飯。ネパール料理のモモやチョウメンを食べて、ここでもインドとの違いを実感。

宿に戻って一休みしようと思ったら、一緒に国境を越えてきた旅仲間たちが、スワヤンブナートに行こうと誘いに来てくれました。もちろん便乗。丘の上まで歩いて30分と聞いていたのですが、これが案外キツイ…。山の上までずっと階段なのです。足の手術をしてからというもの、階段は苦手。息は切れるし、足は痛いし大変でした。丘に上がっても、今日は曇り空でヒマラヤの山々は姿を見せません。この季節、ネパールはあまり天気に恵まれないようです。

 

スワヤンブナートのストゥーパでお参りして、お土産のマニ車を探しました。本当に中にお経が入っているの?と疑ったところ、特別に、と中を見せてくれました。自分では罰当たりな気がしてマニ車の分解なんてできないので、貴重な体験。お経もちゃんと入っていました。信心して回します。

宿に戻った途端、雨がぱらぱら降り始めました。この旅で初めての雨。ソーラーシステムの調子が働かず、今日のシャワーは水オンリーみたいです。丘に登って汗をかいたので、シャワーを浴びたかったのですが、今夜は諦め。ガッカリしょげていると、この宿のオーナーさんが夕ご飯に誘ってくださいました。お隣の焼肉屋さんでビール乾杯。すっかり元気になって、たくさんいただいてしました。カトマンズに来てから、ご馳走になってばかりです。「君は心の友だ!遠慮しないで食べなさい!!」なんて言われると、恐縮してしまう純日本人。日本からなにかお土産でも持ってくれば良かったのに、なんて思っても今さらです。ここでもらった親切をほかの旅人に返すことで、世界は少しでもうまく回ってくれるでしょうか。

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