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インド・ネパール旅行記-2007-

やっと電車の切符が手に入る

真夜中過ぎ、犬たちの叫び声に目を覚ましました。ついさっきまで、表の大通りは車のクラクションと騒がしい物売りの声で満ちていたのに、今、デリーはやっと夜を迎えたようです。表通りの主人公は狂犬たち。ここは世界で一番狂犬病発症率の高い国インドです。なんだか目が冴えてしまって、ベッドの中でごろごろと外の気配を探りながら朝を迎えました。

7時過ぎ、車のクラクションとリクシャの鐘の音が一気に通りにあふれ出します。デリーの朝です。ベッドから抜け出して身支度。旅をしているときは、その場所にある時の流れに沿った生活が理想的だと思いますし、また多分、そうするのが一番面白いんだと思います。意識しないでもそうなっていくものなので、あまり深くは考えていませんが。

朝食は宿の屋上にて。薄いパンケーキをぱくつきながら、屋上まで届く車のクラクションと牛の声をまったり聞きます。デリーの空の支配者はカラス、ではなくトンビです。カラスもいることはいるのですが、トンビの前では本領を発揮できずにいます。

今日はまず、鉄道のチケットを取りに駅のオフィスへ。せっかく持ってきたんだからと、出かける前に化粧をしました。ここ2〜3日すっぴんが続いていたので、日焼けが気になっていたのです。日焼け止め効果の高い化粧品は紫外線をはねのけてくれるようですが、かわりに思わぬものを引き寄せてしまいました。昨日と同じ通りを歩いているにもかかわらず、客引きに合う回数が倍増、いや数倍に跳ね上がり、挙句、「見ルダケー」といわれて立ち寄ったサリー屋でセクハラおやじにちょっかいを出され、本日初めての激怒。「てめぇどこ触ってんだよー!!」文句言うだけ言って帰ろうとしたら、「Oh分カッタ。買ワナクテ良イカラ、One Kiss、OK?」死ねや!!

駅前でもまたおかしなツアー会社に足止めされ、チケットセンターは閉まっているとかのお決まりのセリフで連れて行かれそうになるわ、やっぱり開いていたチケットセンターでも割り込み常習犯なインド人たちにガン飛ばさなきゃならならなくなるわ、まったくツイてないものです。

しかも、最高級の寝台に乗ってやろうとわくわくしながら列に並んでいたのに、あいにく満席。どこまでもツイてないものです。こうなったら、安クシェットでインド人にもまれながら旅します。ニューデリーはもうこりごり。早く次の街に行けるなら何でもいい、という心境なのでした。結局、翌朝のアーグラー行きの急行と、その日のバラナシ行き安寝台を計638Rsで買い求め、本日の予定終了。足の確保ができた安心感から、どっと疲れが出てしまいました。

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