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インド・ネパール旅行記-2007-

epilogue

一人で乗り込んだインド・ネパールの旅だったはずなのだが、ぶっちゃけ全然一人旅なんかじゃなかった、という印象。むしろいろんな人に会って、いろんな話を聞いて、机にかじりついているよりずっと勉強になったような気さえしてくるから困る。これだからまた、貧乏学生の身分で旅に出たくなってしまうのだ…。

カトマンズで泊まった宿のオーナーが、日本じゃ絶対聞けないようなセリフで見送ってくれた。「心の友の絆は決して壊れることはない。だからまたおいで」と。次に来たときはもっといろいろ遊びに連れていくよ、というお誘いのセリフだったのだが、私がこの旅をはじめたきっかけを、この人はもしや知っているのかしらと思ってしまった。

やっぱりそうなんだよな、と思う。だまされたって、ぼられたって、やっぱり許してしまう。心の友ってやつはホント全くどうしようもない。帰国した翌日、大喧嘩した友人の携帯にまた旅に行ってきた旨、連絡を入れた。その返信が返ってきて、ああやっと、私のインド・ネパール旅行が終わったかなと思った。もしまた人間不信に陥った時は、この旅を思い出そうと思う。もしかしたら、また行ってしまうかもしれない。あの日会えなかったエベレストに会いにいくのかも。その時は何を学んで帰ってくるだろうか。次もいい旅になるだろうか。心配だけれど、そんなに不安じゃない。このお気楽な精神も、ひとつ修業の成果かと思う。

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