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ペルー旅行記-2005-

謎の生物グアカマヨ

食堂で渡された鍵には、「GUACAMAYO」と記されていた。 部屋番号の変わりに部屋名がついているらしい。他を客人の鍵を見せてもらうと、ジャガーとかアナコンダとかこの辺に出てきそうな生物の名前のオンパレード。ということは「GUACAMAYO」なるものもきっと生き物のはず。いったいどんな生き物だろう。辞書で調べてみようとしたが載ってない。他のメンバーに聞いても知る人はいない。そんなこんなで好奇心に火がついた。魚か?ねずみの類か?アマゾンにいそうな生き物っていうと、なんだ??昆虫か??まさか未知の生物!!

答えはロッジのポーターが教えてくれた。
「ねぇこれ何?」
と鍵を見せると、すっと荷物を持ち上げて
「ついてきな」
と先を行く。
「いやいや、部屋に案内してくれってことじゃなくて、どんな生き物か知りたいだけなんだって」
「だからこっちだよ」
「???」
取り合えずついて行く。ロッジの敷地内で誘拐もないだろう。

案内されたのは部屋ではなく中庭だった。
「あれだよ」
指差された先にいたものは...
「あぁ!コンゴウインコ!!」
そこにいたのは真っ赤な体の巨大なインコ。アマゾンの代表的な鳥、コンゴウインコのカップルだった。虹色の羽がきらきら光ってすごく美しい。体のサイズも熱帯モノ。間違いなく手には乗りそうもない。こいつらが「GUACAMAYO」の正体だった。未知でもなんでもなかった。こんな有名人だった。

でも、だとすると我々は特別の部屋を割り当てられたってことになる。グアカマヨは、ジャングルの代表的な存在。しかも、このロッジのシンボルとしてパンフレットの表紙を飾っちゃってるし、中庭には彼ら専用のスペースまで用意されちゃってるんだから。だからその名前が付けられた私の部屋は、とびきりのスイートってことで間違いなさそうだ。

中庭の奥に進むと、噂のグアカマヨルームがあった。玄関を入ると二つのハンモック。奥の部屋には真っ赤なベッドが2つ。その奥にシャワー室。木の壁、草の屋根。うーん、ジャングルスイートってこういうものか?でもまぁ、雰囲気は抜群だ。他の部屋と何ら変哲のないその部屋に腰を落ち着けるまもなく、ジャングル探検のお呼びがかかった。

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