« | トップページ | »

ペルー旅行記-2005-

ブルーの羽ばたき

LOST COCHAの沼地ではカイマンを探してプチジャングルクルーズ。TDLのクルーズよりもずっとレトロな本場のジャンクル。日差しがでてきたので少し暑い。じっとしているだけなのに、汗をかいてくる。お目当てのカイマンは岸辺の水草の陰でじっとしていた。ワニにも暑さは堪える様子。ギョロっと光る爬虫類の眼が印象的だった。途中、泥沼にはまってスットックしたりもしたが、30分ほどかかって、ぐるっと沼地を一周できた。

帰り道は行きとは違って片道5キロの楽勝コース。らしいんだが、気温が上がってきたせいで行きより断然きつい。お昼の時間が迫ってる事もあって、ガイドも休みなしで歩き通す。こりゃあ、いよいよハードになってきたか・・・。

不安を感じ始めた頃、前を行く西洋人女性のソフィアが急に立ち止まった。ぶつかりそうになって、慌てて私も足を止める。その場にいたみんなが何事かと立ち止まり、ソフィアの視線を追うと・・・

彼女が見つめる先にいたものは・・・・・・・そんな!嘘だ!?これってブルーモルフォ?!!!!

言葉が出なかった。私も含め、その場にいた3人とも、カメラを取り出す事すらできずにただただフリーズ。見つめるだけで精一杯。

そんな自分たちを横目に、きらきら羽を羽ばたかせながら、モルフォはセルバの奥へ消えてしまった。ほんの一瞬の出来事だった。ほんの一瞬だったんだけど・・・うっそー!!!!逢っちゃったよー!!!!本物?だよねー??間違いないよねー??

ブルーモルフォは世界で一番美しい蝶と言っても言いすぎじゃない。アマゾンの奥地に生息して、その美しさからペルー政府は国外への標本の輸出さえ制限しているという幻の蝶。美しく光る青羽は、真理の青といわれて重宝がられている。なんでも、この蝶に出会えたものは真理への道が開けるとか。そりゃあ、出発前にいろいろ調べて、会えたらいいなーなんて夢見ちゃったりしてたけど、まさか本当に出会ってしまうとは!!

急いでガイドに確認を取る。
「この辺にブルーモルフォいるんですかー??」
ガイドによればたまーに顔を出すくらいには生息しているらしい。でも、逢えたのは本当にラッキーだったとのこと。時期も時期だけに、偶然が重なっての出会いだったようだ。

偶然も偶然。すごい確率。しかも探検メンバーは9人もいて、逢えたのたった3人だけ。ここまでくるともしかして必然?とか思いたくなる。その場にいた全員が青の舞いに魅了されてしまった。一瞬なのにどでかいインパクトを残す青。本当に綺麗だな青だった。真理の青なんてのも、あながち嘘じゃないかもしれないと思うほどに綺麗だった。

<<  contents  >>

Town13   HOME

当サイトに掲載されている文章、写真等の無断転載・転用を禁止します。
Copyright (C) 2009-2011 Étranger, Memory All Rights Reserved.


« | トップページ | »