« | トップページ | »

ペルー旅行記-2005-

epilogue

搭乗してすぐに時計を合わせる。14時間の時差は大きい。ただいま日本時間は23時50分。あと10分で9月3日。記念すべき日に向けてカウントダウンスタート!!

5分前、1分前、10秒前、9、8、8、6、5、4、3、2、1、そして・・・0!おめでとう1年!!!今日は大手術から1年記念日だった。とりあえず1年生き抜いちゃいましたよDayだ。この日を旅の中で迎えるなんて、半年前の、いやいや3ヶ月前のあの自分からじゃ想像もできなかった。しかも、笑っちゃうことに空の上で迎えた1年目。まったく人一倍ぶっとんだ人生だ。

眠気も飛んでいったので、エコノミーシートの片隅で今までの闘病記に一通り目を通してみた。成田まで12時間、時間はたっぷりある。この1年を隅から隅まで思い出してみようと思った。この1年だけ切り取ってみても、かなり濃い人生送ってきたなと実感する。ある意味、やりがいある人生。全然格好よくはないけど、かなりダメ人間の道進んでるけれど、納得しながら進んでる。

そしてついにこの旅で、マチュピチュに立つ、という目標は果たした。入院中の自分に誓った、死ぬまでにこれだけはやらないと!という一番大きな心残りはもうなくなった。さてこれからどうしよう・・・。

でもまだ、満足してないんじゃない?まだ見たいものがある。また食べたいものがある。まだ知りたい事がある。まだ足りない。

ということで、結論。やっぱりまだ死ねない。次のOPEのこととか、考えただけで逃げ出したくなる問題が山積み状態だけれど、生きるか死ぬかって言われたら、やらなきゃいけない。嫌だけど。嫌だけど、仕方がない。もう一回ストレッチャー、乗ってやろうぜ。で、行けるとこまで(もうちょっと)行ってみようと思う。

窓の外を見ると、雪をかぶったアラスカ山脈上空を通過して行くところだった。人生の次の山はまた高い。でも、越えるんだろう。というよりも、越えなきゃその次に進めない。自分はアンデスを越えてきた女だ。ヒマラヤでもチョモランマでも、越えて見せるゼ!!

<<  contents  >>

Town13 HOME

当サイトに掲載されている文章、写真等の無断転載・転用を禁止します。
Copyright (C) 2009-2011 Étranger, Memory All Rights Reserved.


« | トップページ | »