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ケニア旅行記-2005-

あわやヒョウの餌食

サバンナ滞在も最終日をむかえ、ついにこの旅最後のサファリの集合時間となった。自分は出発前に食堂の前の大きなゾウの大腿骨と記念撮影。 ゾウの足の骨、ビッグサイズ!これだけ大きい骨だったら、いくらでも骨移植できるのになぁ・・・と指をくわえて眺めた(骨移植経験者ゆえ・・・)。

そして出発ラストサファリ。まずはキリンの親子に遭遇。仔キリンは好奇心旺盛だ。サファリカーの様子が気になって、食事もできないご様子。うちのガキ共と一緒だな、と誰かが茶化して笑った。そういえばアンボセリの仔ゾウもそんなだったっけ。人も動物も、子供はみんな好奇心の塊だ。最も偉大な生き物は全ての種の子供たちなのかもしれないと言った作家がいたっけ。なんか納得。僕もサファリカーに乗っけてよー

茂みの中にヒョウを探すがなかなか見つからない。キリンたちが茂みを警戒していることからも、この中にいることは間違いないと分かるのだが・・・。
「ヒョウは見るコト難しデス」とジョージが口を酸っぱくして言っていたが、奴の警戒心はあきれるほど強く、そう簡単には出てきてくれないらしい。

それでも目を凝らしてヒョウを探す。林の奥をじっと見つめる。見つめすぎて目がちかちかしてくる。みんな息を飲んで探す、探す、探す・・・。と、なんとサファリカーが泥沼にはまるハプニング発生!!ドライバーのジェンガまで茂みに集中しすぎて、全く前を見ていなかったらしい。

ナクルで一瞬遭遇、ヒョウヒョウの縄張りど真ん中でまさかのスタック。誰か外に出て車を押さなきゃならなくなったわけだが・・・でもヒョウはそこにいる??ここで究極の選択。さあ、誰が餌になる?一瞬顔を見合わせた。気まずい空気が流れる車内。結局ジョージともう一人の男性が車外に出て車を押すこととなった。さっきまで一同一心で「ヒョウ出て来ーい」と目を凝らしていたにもかかわらず、今やみんなで「頼む、ヒョウ出るな~」と祈る始末。ヒョウもいい迷惑だったに違いない。タレク川のカバ

結局ヒョウが飛び出して来なかったおかげで、みんな無事泥沼を脱出できた。マサイマラではヒョウに恵まれなかったが、ナクルで一瞬会えたのだからまあいいとしよう。

タレク川にはカバの群れが顔を出していた。一匹出ては引っ込み、隣に一匹出ては引っ込み、その姿まるでゲーセンのワニワニパニックのよう。バルーンサファリで一緒だったアメリカ人老夫婦曰く、カバはとても凶暴な生物らしい。だが水の中にいる限りはまったくの無害な動物みたいだ。こっちの警戒を吹っ飛ばす大あくびを見せてくれた。

最小のレイヨウ類ディクディク帰り道、ディクディクというちっちゃな草食動物と出会った。これでも牛の仲間。このサイズ、可愛すぎる。サバンナでは弱い立場の彼らも、可愛さをアピールしつつ、しっかり生きて命をつないでいることに感動した。これが最後のサファリだと思うと少し切ない。このままもっとずっとサファリカーに乗っていたいと思う。もっとこの大自然の中で生きていたいと思う。そして、もっとたくさんの命に出会いたい。

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