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ケニア旅行記-2005-

おっきな風船で空へ

朝5時15分起床。もう電気がきている。夜は電気が止められるため、真っ暗な中眠りに就くのだが、朝方はけっこう早くから電気が使用できるらしい。バルーンふくらみ中今朝はバルーンサファリに参加のため、モーニングコールを5時半に頼んでいたが、私の起床の方が早かった。コールが来たのは5時45分すぎ。相変わらずポレポレなスケジュールだ。

準備万端整ったら、気球を膨らますスポットまでは車で送ってもらう。車移動と聞いたのでかなり遠いのかしらと思いきや、ロッジのすぐ近くだった。ゴーゴーと大きな音。バルーンの空気を暖める作業が始まっている様子。

気球なんて初体験だ。正直な話、かなり緊張する。飛行機が苦手な自分、離陸時の恐怖感を想像して足がすくんだ。が、ここまで来て、やっぱり帰りますというわけにもいくまい。根性見せてみろ、と自分に言い聞かせて籠に乗りこむ。

草原に映るバルーンの影想像に反して、実際気球が飛び立つ瞬間はかなりスローリーだった。飛行機と違ってGを感じない。ふんわり飛び立ってそのままゆっくり高度を上げていく感じだった。安定していて揺れたりしないから怖くない。なるほど!これが気球ってやつか。

高度がかなり上がって、サバンナ全体を見渡せるようになると、気分は爽快。真上で炎が上がっているものだからたいして寒くもないし、快適な空の旅だった。少し行くと朝日が顔を出した。サバンナの朝日最高。空の上から昇る朝日を見れるなんて滅多にない幸せじゃないか。

空からサファリ下の世界はサバンナど真ん中。ガゼルの群れが真下を横切って行ったかと思えば、今度はメスライオンが茂みから顔を出す。肉食獣が遠くをじっと見つめる姿は素直にかっこいい。車でのサファリとは違い間近で動物を見ることはできないが、バルーンサファリはまた違った視点でこの大草原を旅することができる。空のドライブも悪くない。

サバンナ空の散歩は約一時間ほどで終了。恐れていた着陸も案外スムーズにいった。籠がひっくり返ることなく無事着地。着陸に失敗すると怪我をする人も出るらしいが、私の乗った気球は問題なかった。このバルーンサファリ、すべて行程は風任せのため、行先は予測不能。サバンナのコックさん風の具合によってはお隣のタンザニアまで飛んでいくこともあるとか。

サバンナの真ん中に下ろされて、さてこれからどうなるのかと思いきや、ちゃんとトラックが風船を追っかけてついてきていたもよう。ここからはトラックの運転席上に作られた特別シートに乗せられてサバンナを渡る。こちらも眺め最高。これはいいアイデアかもしれないと思った。急ブレーキをかけられたら大変なことになりそうだが、そのあたりはあまり気にしないケニア的な気質。

トラックに揺られて少し行くと木の下にテーブルが用意されていた。シャンパンで乾杯@サバンナなんとコックさんたちも揃っている。ここで朝食になるらしい。サバンナのど真ん中で朝からシャンペインブレックファーストという贅沢。 気球の乗組員みんなでサバンナの大地と空に乾杯する。

草原の中で食べる朝ご飯は格別だ。遠くからライオンに狙われてるんじゃないかという緊張感も一興。気分はまるで「Out of Africa」。そういえばロバートレッドフォードも劇中でサバンナ空の旅をしてたっけ。うーん、実体験に勝るものなし。

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