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ギリシャ旅行記-2003-

パルテノンを目指す

『ギリシャ』と聴いて一番に思いつくものといったら、やはり世界遺産として人気の高い「パルテノン神殿」だ。あの美しい大神殿はギリシャ観光の要といっても過言ではない。実際私もこのパルテノン目当てにギリシャを訪れた観光客のひとりだったりする。

この有名なパルテノン神殿はアテネ市内、アクロポリスの丘に建っている。ということで本日のメインイベントは、アクロポリスの丘散策!
裏側から見たパルテノン神殿(オリンピックを前にただいま修復中)そうと決まったらベッドでごろごろしてられない。朝7時半、早々と朝食を片付け、街へ繰り出した。パルテノンはギリシャ旅行のハイライト中のハイライト。もうすぐ逢えるのかと思うと心臓がドキドキして自然と足が速まる。まるで恋!?いま逢いに行くからねー!!

なんて言ってるそばから道に迷った。地球の歩き方を握り締めてオロオロと歩き回るが、入口はちっとも見当たらない。焦れば焦るほど、道を外れていくようで途方に暮れていると・・・、
「こっちの道まっすぐ行けばパルテノンテンプルだぞー」と声がかかった。さすが観光国ギリシャの人々、ツーリストにお優しい!

アクロポリスの丘エントランスでも結局迷いに迷ってアクロポリスのエントランスに到着したのは8時15分。大人しくタクシーを利用すればよかった。さて、今日は日曜日。だからアクロポリスの入場は無料・・・のはずが、衝撃!なんと門が開いていない!!

えぇ!!もしかして今日お休みっすか??

焦って片言の英語にてパニックぶりを表現すると、入口のお姉さんに笑われた。「入園は8時半からよ」と。
あぁびっくりした。確かにこんなに朝早くから開いているわけがなかったのに、自分何を焦っていたのか。こんなことならもう少し寝坊すればよかった・・・。

古代アゴラ アクロポリスの西側にあるアレスの丘(アリオス・パゴス)に登り少々時間つぶし。石の階段がつるつる滑るし、丘の上だけに風が強いしでかなり居心地は悪いが、眺めは最高。眼下には古代アゴラの遺跡群、見上げればそこはアクロポリスの丘、これぞアテネといわんばかりの絶景ポイントだ。風に吹かれながら「ついに来たぜアテネ」とか思ってほくそ笑むには絶好なロケーション。

が、寒くてじっとしていられないので早々に退散。エントランスが開いたので、真っ先にチケットを握り締め、長い階段を上った。

そしてそして、ついにきた!パルテノン神殿とごたいめ~ん!いやはやコレはすごい!!声も出ない!!何がすごいって、こんだけの存在感が万有引力Maxで目の前にあるってことがもう!真下から見上げたパルテノンインパクトに飲み込まれるって言うのか、足が動かない。もうパルテノンの虜状態。世界遺産ってやっぱだてじゃないかも。

この神殿はオリンポス12神のひとりで、アテネの街の守り神でもある女神アテナのために建造された。ガイドブックによれば、神殿の建設工事が始まったのは紀元前447年。完成したのは15年後の紀元前432年とされている。当時の有名な建築士や技術者、彫刻家らの力を集結してやっと完成にこぎつけたらしい。

白い大理石で築かれた神殿は、どっしりしているのにやけに美しいシルエット。柱一本一本が力強くて、その存在感にただただ圧倒される。この感動、言葉で表現するのはちょいと困難だ。ただ立ち尽くして、 「すごいね」 「うん。すごい」 「いや、すごいよコレ」 とよく分からない会話をする3人娘。そんぐらいインパクトがでかかった。

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その日以来、「パルテノンにご挨拶」が我々の日課となった。オプショナルツアーの入っていない日は、朝起きたら取りあえずアクロポリスの丘へ。神殿を眺めながら、今日1日の予定を組むという日常。贅沢な日課だ。
エレクティオン神殿 アクロポリスの丘にはパルテノン神殿だけでなく、伝説の王族の墓といわれる「エレクティオン神殿」やギリシャ最古の劇場跡である「ディオニソス劇場」など、さまざまな遺跡がある。パルテノン神殿の裏手にはアクロポリス博物館があり、アクロポリス周辺で発掘された出土品を見学できる。でも、「この彫刻はレプリカで、本物は大英博物館でーす」という注意書きにはガクッとくる。なぜここにない?!ここで発掘されたんならここに置け!じゃないと、イギリスまで行きたくなっちゃうじゃないか。

丘の周りではアーモンドの木が白い花を満開にして、まるで桜みたいだ。今頃日本ではお花見が始まってんのかなーとか思いながら散歩したりした。またちょっとしたお土産屋さんもこの近辺には多く、毎日買い物心をくすぐられっぱなしだった。

アクロポリスの南西にあるフィロパポスの丘も絶好のパルテノンポイントだった。行くあてがない時は、散歩がてらだらだらと上まで登ってみたりする。。アクロポリス博物館にて途中の休憩地点から眺めるアクロポリスの丘はギリシャNo.1だ。ただ、やはり丘の上なので風はやたらと強い。スカートでは絶対来れないところだ。日頃の運動不足がたたって上まで登り切れず、この中間地点まで登って引き返してくることもあった。とにかくパルテノンに逢えればよし。

そんなこんなで3人とも、すっかりパルテノン神殿のファンになってしまった。実際、これに逢うためにギリシャ行きを決めたようなもんだし、夢が叶って幸せだ。せっかくだから、思う存分満喫しなければ。

そして今日も予定は未定で、取りあえずパルテノンを目指す。Happy Happy Grecian Life。 帰りの飛行機にはまだ乗りたくない。

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