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ギリシャ旅行記-2003-

epilogue

心配していたイラク空爆も比較的小規模に終わり、飛行機は一時間の遅延ですんだ。帰りの便は耳の激痛に襲われることもなく、旅疲れで爆睡の後、成田着。あっという間の空の旅だった。体調を崩さず飛行機に乗れたことで、私の飛行機嫌いも少しは落ち着いたもよう。

初海外ということでいろいろハプニングはあったが、私たちはかなりいいチームだったと思う。成功の秘訣は情報力と結束力だったのではないだろうか。旅行が決まったその日からみんなで片っ端から本を読み、インターネットを駆使してできる限りの準備をした。現地でも誰かがこければ誰かがフォローした。一人一人が頼れる存在であったことが何より心強かった。

自然科学や哲学といった真理の探究をはじめ、演劇、建築、民主主義など、ありとあらゆるものがこの国で生まれたといわれている。そういう意味でも、ギリシャという国を自分の旅の出発点にできたことはかなり重要だったと思う。古代の遺跡を巡りながら、気持ちはまるでメッカを訪れる巡礼者だった。次の旅がどんなものになるか分からないが、この新鮮な感動を常に忘れずにいたいと願う。世界中を旅して廻って、旅慣れたトラベラーになったとしても、世界そのものに慣れてしまってはいけない。常に考えもしなかった新しい出来事に巻き込まれるチャンスがある。どんどん手を伸ばしていかなければ。ということで、帰りの電車に揺られながらさっそく次の旅行計画開始。どうやらすっかり「旅」にはまってしまったみたい。小さな島国のヤマトナデシコの世界旅行はまだ始まったばかりだ。

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